ロープの結び方

基本的な結び方の種類1

最初は基本的なロープの結び方の種類を説明していきます。まずは「本結び」です。ポイントはロープの端と端を結ぶことで、これは物を縛るのに一番多く使われますが、ロープをつなぐ場合にも利用され、しっかり結べて、かつ解きやすいという特徴です。

 

「8の字結び」はロープの端にコブをつくるのが特徴で、これで端を持ちやすくすることができ、端にオモリが付いたような機能を果たします。

 

ロープの端と端を結ぶのが「一重継ぎ」で、これは太さの違うロープでも結べるという特徴があり、ロープとロープをつなぐのに利用されています。

 

ロープの端に輪を作るのが「もやい結び」です。この結び方はロープを引っぱっても輪が小さくならないという特徴があるので、人命救助や登山でも応用して使われています。また、解くのも比較的容易です。

 

「ふた結び」は、ロープを木や柱などに結び付ける方法で、キャンプではよく使うので覚えておくと便利ですが、基本的にロープを張った状態で使うのが条件となります。

 

「ねじり結び」もロープを立ち木や柱などに結び付ける方法で、前述の「ふた結び」とほぼ同じ目的で利用されますが、こちらは結ぶ対象が丸くて太い時に便利となり、やはりロープを張った状態で使うのが前提です。

 

「てこ結び」も同様なのですが、こちらは端を長くすることで、木や棒を複数結ぶことが可能です。これらの方法は一度覚えればコツもわかるので、基本中の基本として覚えておいた方がいいでしょう。